れーこの叫び                 


思いいれたもの



じゅんじさんはドラゴンズのことを
描くそうな
もうわたしのパターンがないと
言っていたが
パターンが同じでもくだらないことは
毎日何かしら 起きているから
それを 描けばいいじゃん、と
いうたら
「わかってないなあ~~」
と、いって 皮肉ったらしい眼をした

いいも~~ん
どうせ、わかんないから
わかんないなら、徹底的に
かかわらないなら、徹底的に
〆切がいつかとか
今何をやっているだとか
私が 意識せずに覚えるはずないじゃん
意識してないから 覚えないのはあたりまえだよ~~ん



と、それが今回の本題ではない


わたしも名古屋人ですから
ドラゴンズファンでございます
あそうそう
覚えているのは
燃えよドラゴンズの歌と
4番マーチンホームラン♪のマーチン
打席に入っているときは金髪碧眼のかっこいいお兄さんなのに
一発撃ってヘルメットとって走ったら
あれれれれ
・・・・・・・
と、子ども心に衝撃だったのは覚えている
私は容姿には寛容だと思うのだが
そんな思い出があるということは
髪があるかないかは 重要だったのかしら
でも 髪がなくても マーチンはかっこいい
そうおもいましたよ


でも、じゅんじさんほど昔を覚えているわけでも
いまも一喜一憂しているわけじゃない
野球自体にそんなに興味はないので
ドラゴンズが優勝すりゃあいいなあ、くらい
バーゲンも好きじゃない私は(人ごみが嫌い)その恩恵にも与れないし
新聞は安くならないし


だけど、ドラゴンズファンというものは
同時にアンチ巨人ということも刷り込まれているらしく
どうも 巨人が優勝だと 気分が悪い
名古屋という土地がそんなに東京に対抗心を
燃やしているとは思わないのだが
燃えよドラゴンズの裏バージョンで
「巨人は敵、巨人は敵」とでもはいっていたかしらん
だから、景品につられて読売新聞にしたことがあるけど
あのスポーツ欄の巨人ネタに毎日気分悪くなり
1か月で契約を打ち切り
それ以来 読売は取らない
そして巨人に沸く今年のシーズンは 気分が悪い


と、野球は置いといて


渋い俳優が好きなことは まえに書いた
それに加えて 渋い声も 好きなのである
かすれた声とか 低い声とか


だから、若いころは
河島英伍をよく聞いていた
吉田拓郎もよく聞いたけど、かれはどんどん有名になったから
聞き込んだのは 河島英伍かなあ

まあ、いれこんだ時期を過ぎても
聞くのは 渋い声ばかり
柳ジョージとか憂歌団とか泉谷とか上田正樹とか近藤房之助とか
当然 暗い歌・難しい歌が 多くなるわけで

カラオケに行っても
歌えないのは こんなわけさ
悲しいことに 英伍もいなくなってしまったし
坂庭省吾も加藤和彦も いなくなってしまった
憂歌団は 不滅だと思っていたら 解散しちゃうし
永遠ってないのだなと、しみじみ思う


歌と言えば

家で家事や 手仕事するときに
なんとなく CDで音楽を流している
好きな曲を流すから 古いものばかり流す
うちは 時が止まったようだ


そしたら 子どもが 曲を覚えてしまった
まあ、よくあることではあるが
河島英伍は 歌詞が暗いのが 多いのだ

「真実は一つなのか♪ どこにでも転がっているのかい♪」
(てんびんばかり BY 河島英伍)
と いい若い者が歌うとちょっとドッキリする
自分もこんなだったかあと 思うと
なんて暗い青春時代なのだ、と思う
でも 嗜好は考えて 選ぶものじゃないからねえ
フォークルもよく流していたので 
この間 加藤和彦さんが亡くなったときなんか
ニュースで 「かな~し~くて、かなしくて」が始まると
高校1年も 小学6年も 「とて~も や~り~きれ~ない」
と 大合唱する
(変な家)とあきれつつ

「このやるせない もやもやを♪」れいこ

「誰かに 告げようか♪」じゅんじ



抱えているもやもやは4人とも違うのに
同じ歌歌うんだよなあ
もやもやが何なのかやっぱり解んないけど


もの思う秋、
隣は何を思う秋

NO4
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