れーこの叫び                 

坊主がじょうずにボウズにボウズに・・・・・





暑い暑いと文句を垂れていたら
これじゃどうだと言わんばかりに
秋雨前線の逆襲にあい
寒い寒いと震える羽目になった今日この頃

皆様お元気でしょうか
河合家は見事風邪引きでございます
バカなのに
(T_T)

さあてさて、
ワタクシ、いろんな仕事をしておりますが
その中の一つに子どもの見守りがあります
見守りつうても、体張っての見守りで
見守るというより子どものあいてなのであるが。



それぞれスタッフえ持ち味が違い
レーコスタッフは勝手に頭脳派と自分で決めている
だって、体育1の人間が
どうやってすばしこい子どもに対抗できるというのだ
そんなことは、若いスタッフおよび男性陣に任せよう
適任を考えなければならぬ

そして、私が少しは子どもより上位に立てれるのは
ウンチクおよび手先の小器用さ


だから、ある日百人一首なんか持ち込んでみたのさ
もちろん百人一首を少しはやる気にならないかなあ
なのだが
本家の百人一首は難しいようで食い付きが悪いが
そこで引き下がるのも悔しいので
「坊主めくり」を教えたら
まあ、子どもははまることハマルこと
この「坊主めくり」は
運のみが勝負を左右する遊びで百人一首の絵札を使い
殿と呼ばれる男性の札を引くとそのまま自分の手札
坊主と呼ばれる僧侶を引くとその札と自分の手札を全部出す
つまり すっからかんになるわけですな
姫と呼ばれる女性札を引くと出されている札が全部自分のもの
最終的に札をいっぱい持っていたら「勝った!!」なのだ

ほんとーに運だけなのね
最後にボウズ引くとそれでパアだし

まあ、子どもにとってその少しのギャンブル性が刺激みたいで
勝つまでやる!!・・・奴らは・・・
「あ~あ、運が悪い日だなあ今日は、はっはっは!」
にはならず
「もういっかい!!!」とくる
ホントに自分が勝つまでやる!
ホントに子どもだなあ・・・あたりまえか

それでまたこの関東のとある1地方都市には
この坊主めくりは浸透していなかったみたいで
他の大人スタッフ、誰も知らない
「なに、それ」と、のたまう
いやあ、名古屋のれーこもじゅんじも
金持ちではなかったけれども
百人一首はあって冬になると
かるたはしなくても、ボーズめくりは
こたつの定番だったぞ
といったら他のスタッフに
「花札はやったよ」と言われてしまった
文化の違いだなあ

というわけで
百人一首を使う遊びはレーコスタッフ担当になっている
だから「止められません勝つまでは」の子どもの性質に加え
この事情により4~5時間坊主めくりをすることがある
そして何時間していようと
どうも私は坊主引き率が高い
坊主の中でもこれを引くと即ゲームアウトちゅう
「せみまる(蝉丸)」という坊さまがいるが
まあ、良く引く
前なんか1発目で引いたこともあるし
4回勝負連続で引いたこともある
札を積んでおいて順番に引く方法と
ぐちゃぐちゃの山にして自分で札を引く方法があるが
皆様のご期待とうり山のランダム方式ほど坊主が来る


引くと「坊主!」
めくると「坊主!」
叩いて「ボウズ!」
「あああああああああああああああああ・・・・」
(T_T)
「スタッフうんわる~~~~い、も~1回やろ
(^_^)v
も・も・もう勘弁してくだせい
頭ん中に坊主の残像がああああ
坊主がマイムマイム踊っているわ




そして私は夢を見る
ひろ~いお屋敷の中部屋が続いている
トイレを探して、
ふすまを開けると「ぼうず!」
次の部屋もふすまを開けると「ぼうず!!
次も「坊主!!!」」
もちろん次も「坊主!!!!」
ああ・やっとあそこにトイレがいや御不浄が
そしてダメ押し
開けたら
「せみまる~~~~!!!!」
と、これはおねしょのパターンですが
さすがにそれはなく 飛び起きました

あああ、やはり際物好きの私には際物が寄ってくるのか
ギャンブルなのさ人生は、になってしまうのかしら
確かに少数派が好きですけどね
いいよ、坊主だって悪魔だって何でもこいさ

昔 おみくじを1日に4回引いて4回とも大凶という
過去を持つ私だ
うけてたってやる


それに
たかが坊主めくりだけど
なんか遊びでやるうちに
「ああ、運ってあるんだなあ」なんて
子どもながらに思ってほしいかなあ
なんてレーコは思っている
大人だろうが子どもだろうが
運の悪い時は容赦なく降りかかってくる
そういうときもあるけど
坊主めくりで
プチ浮き沈みを経験すれば
今日はボウズかあと流す知恵もつくだろう
流すことも 子どもながらに必要さあ
今はなんでもかんでもギチギチだからねえ
なんてね

ある日子どもに
「スタッフは坊主がすきなんだね」
いいや、
けっして、
だんじて、
誓って
そんなことはない
ロン毛および髭のいい男が大好きだ
ロン毛および髭はいい男しか似合わないからだ
坊主フェチじゃないもん
そう思いながら家につき
「ただいま~~」

そこにいたのは

「ああ、ここにもボウズ・・・」

悲しみに暮れるれ-こだった





じゅんじのボヤキを見る