れーこの叫び
ボヤキと叫びのバックナンバーから
名作をまとめて 本にしました
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すごーーーくふけた・・・



暑い
暑くてなにもやる気にならぬ

てことはうそで、単にレーコがグータラしているだけである

この間も名古屋へいった
その時高校時代の友達と久々にあって
積もる話というか一方的にれーこの愚痴を聞いていただいたのだが
その話の中で
「れーこさん、ふけましたわなあ」と、友人がのたもうた

そうだねえ、久しぶりだものねえ、
といいつつ私は激しく動揺した

ああああ、多少の自覚はあったけどそんなにふけているんだなあ
近所のダイエーの地下に行くエスカレーターの横に鏡が張ってあって
いつも無意識に見てしまい
「だれだ、このオバハン」と思うとじぶんだったりして
それは極力忘れるように努めているけど
こんな時に事実を突き付けられるのだわ

そーよそーよ、おばさんよ
小学生たちに無理やり「レーコちゃんとよびなさい」とよばさせても
ボウズに「ねえ、そこのおばさん」と呼ばれれば
すぐに現実が立ちはだかってくるのだ


楽しい時間をすごして、
どこかで、クスンクスンおばさんよといじけて所沢へ帰ってきて
昼ご飯をじゅんじさんとまだ夏休みの大学生ムスメととっていたところ
ムスメが自分は二人の悪いところばかりをもらってしまったという
自虐的な事を言い始めた
そこでそんなこともないんじゃないと立証するため
ああだこうだ、いいころ加減に行ってみておいたが
顔は・・・・という話になりれーこの顔かじゅんじの顔かという話題になった
そこでじゅんじさんが言った一言
「だっておかあさんは凄ーーーーーーく老けた松たか子だろ」と言いやがった
「何、マツコ???マツコは素ッピンなんかわからないじゃん」
「ちがうよ、凄ーーーーーーく老けた松たか子だよ」
こんなコントを訊きながられーこは床に突っ伏していた

ブルータス、お前もか
オマエ自分の女房捕まえて凄ーーーーく老けたと言ってかなしかないか
凄ーーーーーく失礼だろ、失礼だ!!!!

失意と怒りに燃えている私を発見した淳二とムスメが
「まずいよ、れーこいじけちゃったよ、泣いてるかもしれない」
「そーだよね、しつれーーーだよね、凄ーーーーーく老けたって」

だから、凄ーーーーーーく老けたと連呼するな
こんなにストレス抱えまくりの生活で老けなかったら化け物だろ


もういい
もうわかった

それからいじけているレーコである
なんとかして松たか子に近付けてやる!!
本物の化け物になってやる


フン!!!




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