れーこの叫び                 


番外編その2 年下の男の子❤


じゅんじさんは まだ余裕がないため
じゅんじのボヤキを かけません
早く ボヤキが描けるよう 
はっぱをかけますので おゆるし下さい
励ましの声だけ メールを使って届けてくださいませ





若い男の子はかわいい
その相手が 恋い慕ってくれれば なおのことかわいい
しかし いつもというわけには いかない
ケンカすると どうも 大人の女にはなれない

彼は私に逆らう、
逆らうのは解かっているので
いいかげん私も大人の女になればいいのに(十分すぎるほど大人ですけど)
いつもケンカしてしまう
そのあと 彼がシュンとしてしまい すり寄ってくる様子を見ると
胸が痛まないわけではないが
当分 大人の女にはなれないようだ

彼は甘えん坊だ、でももう大きいという事を自覚してほしいのに
膝に乗ってくる、でも前が見えないから テレビは見えない
私は 君の椅子かい?、ほら腿太にお尻の骨がつきささっていたいし!
江戸時代の拷問にこんなのあったっけ
後ろに絡んでくりゃ 重みで首はしまるし
苦しいといっとるのに 彼はお構いなしだ


こんな話をすると 「まあ、いいじゃないの~、それも今のうちよ~」
と、先輩方は言う
そう、 もうお気づきですね
(^_^;)
彼とは ムスコであります
この言葉を聞いてもピンと来ず、甘えられて当然で
「あー、もううっとうしい!!、邪魔くさいわ」と言えばよかった
女の座が この間すこうし 変化した


ある日 買い物に出かけた私は 何も考えずに 
歩く道すがら 手を彼の前に出した
彼もいつもなら 何も考えずに 手を繋ぐはずだった
しかし、彼は困った顔をして 手を引っ込める
「??」私はよく理解できず、再度手を出してみる
すると今度は はっきりと でも小さな声で「いい」というではないか
「いいって、手を繋がないってこと?」「うん」

「・・・・・・!!!!!!
\(◎o◎)/!」


ものすごーく ショックだった
私は 周りに聞いても 「冷たーい」といわれるし
子どもに対しても 子どもだからという気はあまりおきないし
時には じゅんじさん以上に スパルタだ
怒ると怖いし、家からたたきだすし、炬燵だって壊したことがある



でも、手だけは 手を出しさえすりゃ無条件につなぐものと思っていたし
両手を出せば無条件に抱っこされるものと思っていたが
それが拒否だって?!

「だって、見られたら恥ずかしい」

あら、彼は少年になりかけていたのね
(*^_^*)
と、思って嬉しくなると同時に
いつも私の手を握ってくれる手は 賞味期限付きだったのね、
両手に スポッとはまる 細い体も賞味期限付きかあ、と自覚した私であった


賞味期限付きと思うと 急に惜しくなるのが 人情というもの
思えば 手を出せば条件反射のように 
手を繋いでくれるのは彼だけだなあと思い
彼が「家ではいいよ」というので
犬にお手をさせる如く 彼の前に手を出すこの頃である


こうなると、賞味期限がいつなのか 知りたいような知りたくないような
でも 近い未来であるのは間違いない
絡まれると やっぱりうっとうしいのは 変わりないが
ちょっと 名残惜しいのである


おーーーーい、急にじゃなくて 
だんだんフェイドアウトでお願いね❤