ボヤキと叫びのバックナンバーから
名作をまとめて 本にしました
b6サイズ200p¥800
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つれないニャン(/_;)
12がつから、猫を河合家迎える運びになりました
うれし~~~~~い
んが、気にかかるのはガラス越しのおみあいのニャン
この頃は距離もすこ~~しちぢまって、目の前でミルクを飲むようになった
私は勝手に紋次郎と名付けた
無論、木枯らし紋次郎のイメージである
あっしにはかかわりのない事でござんす、とばかりに
ミルクを飲んだらとっとと、振り返りもせずに行ってしまう
煮干しも鰹節も、フンと見向きのせずに
まるでここは、喫茶店とばかりに、ミルクだけを飲む
また、誇り高く鳴きはしない
おねだり鳴きなどあっしはしないのでござんす、とばかりに
しばらくいて、じっと見つめ、出てこないと、
サラばでござんすと、いってしまう
だすなら、飲んでやろうてなもんだ
勝手にオスと思っていたが、タマタマがわからない、
それにこの誇り高き所は、このツンデレ(いやでれッてないけど)ぶりはメス?
なら、お紋だ
仇っぽいお紋
と、勝手に紋ちゃんもンチャンと、呼びかけていた
でもちょっとでも動くと2㍍くらいとびさがる
ああ、つれない
じゃあ、いいもんと思ったら、かすかな消え入るような声で、にゃあと鳴いた
ああ、もうダメ
いそいそとミルクを用意する、手玉に取られるれーこであった
保護して、紋ちゃんをうちの子にしたいのに
違う猫がうちに中にいたら、紋がショックを受けないかしら
鼠騒動があったので、早く猫を家に入れなければならない
とりあえず一人貰ってこよう
紋ちゃんはそれからだ
じゅんじは紋ちゃんが飼い猫だと言う
きれいだからだ
確かにきれいだ
それに食べ物に執着がない
そう言われると捕獲に踏み切れない、れーこなのであった
飼い猫ならなんで、こんなにつれない
警戒心バリバリで、何より首輪をしていない
もっとわかりやすくしてよ~~~
ああ、ああ、つれないニャン